2010.05.29 ユースを応援する意義
5月30日、フロンターレU−18はプリンスリーグ残留をかけた一戦に臨みます。
フロンターレというクラブがこの先川崎で必要不可欠なクラブになるためには、ユースチームの存在価値の向上が絶対です。
東京ヴェルディ、横浜Fマリノスといった近隣クラブのユースには次々と有望選手が加入しトップチームに上がっているのに、フロンターレの場合はそのような選手はまだ数名といったところです。
この先、資金も潤沢と言えない川崎フロンターレというクラブを健全経営していくためには、ユースからトップチームへ昇格し、川崎フロンターレというクラブに忠誠を誓うような、プライドを持った選手が出てこなくてはならないと思います。
そのためにも、たとえユース世代の選手であっても、フロンターレのユニフォームを着て試合をすれば、サポーターも注目しているんだ、という自覚を誇りを持ってもらわなくてはなりません。
しかし、残念ながら、サポーターのユース世代への感心は非常に低いと言うしかありません。それは、ユースの試合を観戦するサポーターの数にも明確に現れています。
等々力の観客動員は右肩上がりではありますが、現在活躍している選手が現役を終えたりクラブを離れた時に、一体どれほど観客がスタジアムに残るのか?という危機感があります。
我々サポーターは、より一層深くクラブの未来を考え、文字通り支える必要があるでしょう。
フロンターレユースは、決まった練習場が無いなどハード面でも他クラブと比較すると劣っている部分が多く、有力選手の加入の足かせになっているようです。また、資金不足ゆえユニフォームの交換もままならないといった、現場レベルの苦労もあるようです。
そいうったハード面、資金面の問題についてはクラブが改善に向けて動いてはいますが、我々サポーターでもっと出来る事があるのではないでしょうか。
そして、今後のクラブ経営といった事を抜きにしても、トップチームの試合で裏方として働いてくれていたり、たとえ少人数の応援でも凄くモチベーションが上がると言ってくれるユースの選手を、もっと応援してあげたい。
5月30日の試合は、きっかけに過ぎません。
この日からはじめましょう。
川崎華族
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