2017年04月
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2017年04月19日
「フロンティアーズ」
川崎フロンターレの兄弟分である富士通フロンティアーズとの交流が始まったのは、2015年8月のことです。きっかけは川崎フロンターレのホームゲーム、等々力競技場のイベントでアメリカンフットボールを絡めた様々なアトラクション『アメフトーク』が開催されたこと、そこにフロンティアーズの選手全員がアトラクションの運営スタッフとして参加したことでした。
そのイベントに先立ち、フロンターレのクラブスタッフから、「フロンティアーズ側から、当日はGゾーンでフロンターレの応援をしたい。旗を振りたい。皆でおそろいの水色のTシャツを作り、サポーターと一緒に戦いたい。そのためにも、応援についてフロンターレのサポーターにレクチャーをしてほしい、と伝言を受けている。」との連絡があったのです。
そこで8月8日、我々川崎華族のメンバー有志で、下野毛にあるフロンティアーズの練習場にお邪魔し、フロンティアーズ全選手の前で挨拶をさせて貰いました。練習後にもかかわらず、椅子から立ち上がり、最後までじっと目を逸らさずに話を聞いてくれた、当時のキャプテンである今井選手と現キャプテンの鈴木選手の姿が印象的だったのを覚えています。
さっそくミーティングルームをお借りして選手たちに応援歌のレクチャーを行いました。はじめは選手たちにも堅さがありましたが、時にくだらない話を混ぜつつ、屈強な大男たちとも徐々に意気投合。アメリカンフットボールのトップ選手たちが、照れることなく真剣に他競技であるサッカーの応援歌を一緒に歌い、跳び、跳ねる姿を見て、我々も感じるものがありました。そして、この関係性が一過性の物では無い、これまで経験したことの無い、大きなうねりになっていくのではないかと確信しました。