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2007年03月16日

等々力陸上競技場の改修工事に関する意見要望について

 川崎華族としては、本日開催されたホームタウンミーティングの中で、等々力陸上競技場の改修工事に関して、以下の意見要望について発言するとともに、川崎市の窓口である市民局、及び川崎フロンターレ後援会に同様趣旨のメールを送付いたしました。

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川崎フロンターレ応援団・川崎華族と申します。

この場に出席されているパネラーの皆さんにお返事頂けることではありませんが、本日は行政の方も出席されているということで、フロンターレのホームスタジアムでもある等々力陸上競技場の改修計画について意見要望があります。この意見要望は、川崎市の窓口である市民局へメールで送りたいと考えてますが、本日この場でも意見させて頂ければと思います。

今年予定されている等々力陸上競技場の改修の際に、トラックおよびトラック周辺を青色にするという計画を聞きまして、サポーターである私は非常に嬉しく、そして楽しみにしておりました。しかし、その計画が陸連からの要望により覆ったということを、新聞の記事、そして市長の記者会見の議事録で知りました。

その突然の変更について、いくつか意見させて頂きたいと思います。

(1)
今回のトラックの青色改修工事変更は、一度、公式に、私達川崎市民に青色に変更することを発表したにも関わらず、陸連からの中止を求める申し入れがあったことで、急遽変更されました。等々力陸上競技場は、私たち川崎フロンターレを応援する人間を含む川崎市民共有の財産であるにも関わらず、公式発表後に急遽変更というのは、川崎フロンターレを応援する者たちに対する配慮が足りないのではないでしょうか?

(2)
青いトラックをやめる理由として、「青色のトラックは世界陸上、オリンピック、国体などの大きな大会での使用実績が無い」ということが挙げられていましたが、調べてみたところ、2008年の大分国体や、2009年のベルリン・世界陸上では青色のトラックを使用することが分かりました。また、国内でも青色のトラックの陸上競技場は増加傾向にあると聞きます。青色のトラックが主流になる中で、今までの実績が無いという「過去」の実績を理由にして改修計画を急遽変更するというのはおかしいのではないでしょうか?

(3)
市長の記者会見議事録には、「選手や審判の意見として慣れ親しんだレンガ色が望ましいという要望を受けまして」という発言と、「いろいろな選手や審判など関係者からは意見を聞いていたのですが、実質的、機能的には問題なかろうという返事を頂いた」という発言があり、矛盾しているように読み取れます。どちらが事実なのでしょうか?

(4)
最後に、これは青色のトラック変更のことではないですが、現在の等々力陸上競技場は、メインスタンド側に屋根がないことや、ホームゴール裏がコンクリート打ちっぱなしの、観戦には適さない角度の浅い立見席であったり、ハード面で、集客の妨げになってる部分が多々あります。市長は常日頃、「川崎フロンターレは川崎唯一のプロスポーツチームです。フロンターレの試合の際には、競技場をサポーターでいっぱいにしたい」とおっしゃっていますが、多くのお客さんが快適に競技場での観戦を楽しめるためのハード面での改修工事はどのようにお考えなんでしょうか。川崎には、歴史的に大洋、ロッテ、そしてヴェルディとプロスポーツがありながら他エリアへ移転してしまうという市民にとって悲しい過去があります。そんな中、川崎フロンターレは、1997年の発足以来10年間、どんな時でも市民と向き合い、真摯な姿勢で私たちに川崎の誇りと、生きていく上での楽しみを与えてくれています。悲しい過去を繰り返さないためにも、フロンターレが川崎のシンボルになるための強力なバックアップを川崎市に望みます。

以上、本日質問させて頂いた内容に対しては、川崎フロンターレ後援会名誉会長でもある阿部市長からの回答をよろしくお願いいたします。

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(追記)
本日のホームタウンミーティングでは、出席されていた行政の方より、この意見要望は担当セクションで対応するので、後日そちらから正式な回答をする、とのコメントがありました。正式な回答を頂き次第、本サイトにて随時公開していく予定です。

なお、川崎市からの回答の内容によっては、川崎市民として等々力陸上競技場の改修工事の再検討を求める署名活動をおこなう準備も始めております。

(参考)
平成19年2月26日(月)市長記者会見記録等

以上