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2016年08月26日
「満員の等々力で戦うために」
フロンターレが来年アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した場合、等々力競技場で開催されるホームゲームでは、バックスタンド1階席を空席にして戦わざるを得ない可能性がある、との報道がありました。
アジアサッカー連盟(AFC)が2017年から厳格に適用するというスタジアム観客席の規定によると、背もたれ付きの個席以外は観客席として認められず、その条件に該当する等々力競技場のサイド・バックスタンド1階席が観客席として使用できなくなる、とのことでした。
フロンターレがACLでアジアの強豪クラブをホーム等々力に迎え撃つ時、一体感ある応援の発信地でもあるバックスタンド1階席を空席にしたままで試合に臨むことなどあってはなりません。ましてや、等々力競技場でのACLの試合開催を諦めて、別の代替スタジアムを使用するという選択肢もあり得ないと思います。
フロンターレの選手たちには、ACLでもJリーグの試合同様、サポーターの一体感に満ちた超満員のホームスタジアム・等々力競技場で、アジアの頂点を目指し臆することなく全力で戦って欲しい。
それが私たちの願いです。
現在、フロンターレは観客動員が毎試合2万人を超えるようになり、後援会員も3万人の大台を突破。地域に根差したプロサッカークラブとして多くの川崎市民がフロンターレを応援しています。
また、クラブが地域貢献活動をどこよりも積極的に行なってきたことで、Jリーグの調査による「地域貢献度1位」の評価を毎年のように獲得し続けるなど、フロンターレは市民にとって最も身近な存在になりました。
今や等々力競技場で試合が行なわれる日は、街中にフロンターレカラーが溢れ、スタジアムの周りは人々の笑顔に包まれています。
まさにフロンターレの快進撃がこの川崎の街に幸福をもたらしてくれているのです。
今回の報道では等々力競技場の観客席の背もたれの問題が明らかになりました。しかしながら私たちサポーターが、等々力競技場を所有・管理する川崎市に対し、そういったフロンターレを身近に感じる多くの市民の声をしっかりと伝えていくことができれば、必ずや解決の糸口が見出せるものと確信しています。
私たちは事態の解決に向け、サポーターの立場から前向きかつ積極的なアクションを起こしていきます。
引き続きのご理解とご協力をよろしくお願いします。